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みまさまは、適性とか適職について、非常に興味を持っているかと思いますが、現在、勤めておられる仕事が適職かどうかについての簡単な判別法をお教えしましょう。 ★まず、現在の職種、あるいは仕事に適性がないと推測できる人 ・ この項目に興味を持った人 ・ 現在の給料が安いといって不満が鬱積している人 ・ 友達の勤務先とか、他人の勤務先がうらやましく気になる人 ・ 今日の仕事が早く終わらないかと帰宅時間を気にしている人 ・ 仕事にプレッシャーを感じ、5時以降、疲れがどっと出る人 ・ 会社にいる間は会社に拘束されるが、勤務時間以外は自分の自由時間と割り切っている人 ★上記のような考えをされている人は、基本的に現在の仕事に適性があるとはいえません。 世の中にあなたの才能を引き出せる伯楽(目利き)はいないのか。 最近では、楽してカネを儲ける方法がインターネット等を通じて蔓延していますが、 ウマイ儲け話がそう簡単に転がっているわけはありません。 もちろん、あなたの適性にあった職種に偶然にでも就けば、あなたの能力をいかんなく発揮して地位や財産を自然と築けることもあるでしょうが、そんなことは神業に等しいとしか言いようがありません。 たとえば、ダービーに出られる馬でも、その能力を見つける人がいません。 つまりどれだけ優れた才能や素質があっても、それを見つけ出し、世の中につなげてくれる人がいな いと、社会に埋もれたままになります。 ★中国の古諺に 「千里の道を駆ける名馬はあっても、伯楽(馬の目利きに優れた人)は常にはいない。」 というのがあります。 つまり非凡な才能や素質を持った人は大勢いますが、適材適所と言われるような職種や職場に導いてくれる人は少ないので、その結果、楽してカネを儲けるような秘法などさらさらないと言わざるを得ません。 それだけ世の中に出ることは難しいということです。 こういう世の中だから、われわれは常に八方にアンテナを巡らせ情勢の変化に少しも目を離さない努力が肝要で、どの方面の職種でも良いから、専門家以上の技能や技術の習得を目指して修行するしか方法がありません。 このような努力の末に一筋の光明が射してくるのです。 世の中で成功するためには、目利きに逢うことをあてにせず、自分で自分の道を切り開いていくことこそ、まさに成功の秘訣ではないでしょうか。 『山水も 木の根岩の根 くぐらずば 大海原に いかに出ずべき』 「ムササビ 五能一技を成さず」という言葉があるように、全てにそこそこ秀でているよりも何か一つに秀でているほうが良いという意味です。 ムササビは空も飛べるし、陸上を走ることもできます。 また、水中にもぐることもできるようですが、飛ぶことにかけては鳥に負け、陸上を走ることでは犬にも負け、泳ぐことでは魚にはかないません。 ★このように、ムササビはいろいろなことができますが、専門家にはかなわないというたとえであり、まずは仕事のブロを目指しましょう。
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