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男と女は二象一態と言われるように、男と女が夫婦となって始めて一対(いっつい)の人間になるのです。ですから男は人間の魂の半身であり、女性も人間の魂の半身であります。 結婚は、その魂の半身を合わせて一態となりたいため、結び合うのであり、それは当然の本能なのです。 男は、本当は心の奥底で、ただひとりの女性を、理想の女性を、自分の半身である女性を、魂が互いに半分である女性を求めているのです。 男は、その半身を見出し終わるまで、蝶が花から花へ蜜を求めてさまよい飛ぶように、いろいろな女性とさまよう宿命を背負っているのです。 真に理想的な結婚は、その二人が互いに本来一体の魂になることであり、霊的にも、精神的にも肉体的にも、二人の魂の型がピッタリ合うのが理想です。 このような二人は、互いに初めて会った時、二人の魂がプラスとマイナスの磁石のように吸い寄せられていくのです。 相手の男性からだけ引きつけられて、あなたが引きつけられないようなものは、お互いの魂がピッタリとジグソーパズルのように合わないで、それはたんなる肉体的な本能のみが引きつけられているのです。 結婚は互いに半分ずつになっている魂が互いに寄り添って一つになる行為であるとともに、体の過度なる欲望を正常に戻す働きがあるのです。 人間は結婚して調和した結婚生活によってのみ、互いに愛するということの価値を体験し、魂の飢えから救われるのです。 ですから、結婚生活がないという人間、あるいは独身者は、いくら強がりを言っても、魂の奥底にある寂しさとか孤独感はぬぐいようがなく、魂の向上進歩も図れず、自由奔放で我がままし放題になるのです。 夫を選ぶのに、相手の経済的な理由だけを上げるなら、結婚は商行為に落ちてしまって、結婚の純粋性が失われ、早晩、破局が訪れてしまうのです。
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