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年齢差のある結婚は問題があるのでしょうか。 よくこのような質問を受けますが、年齢差があることのみで、結婚の良し悪しをうんぬんすることはできません。あくまで命式の内容によるところが大きく、なかには年齢差のあるほうが夫婦生活が円満にいく場合もあります。 年齢差がある場合、わたしが実施している相性診断が適用できません。 この相性診断は、あくまで、同年代同士の結婚を考えている人に適用できるものであり、年齢差がありますと、別の感情が移入されるということです。 たとえば、夫が妻より10歳以上年上で、また、妻は自己主張が強く我がまま勝手であるような場合、一般的な夫婦なら、性格の不一致で離婚の原因になる可能性はじゅうぶんありますが、これが親子程度年齢が離れていましたら、自分の娘のような関係で、その程度のわがままは許せるし、また、そういうところが逆に可愛いというような感情も湧いてきます。 男女の仲は不思議なものです。 次は、妻のほうが夫より10歳以上年上であり、また、夫がわがまま放題であるとした場合、このような場合には、妻の母性本能をくすぐることもあって、やんちゃ坊主程度にしか夫を見ない場合もあります。 このような場合には、離婚まで発展することはないでしょう。 これらは単なる一例ですが、基本的に同世代同士の結婚に難があるような場合には、年齢差のある結婚が良い場合もあります。大体は、後家相と言われるような女性は、できるだけ年齢差がある結婚をしますと、穏な結婚生活になる可能性を秘めています。 「松たか子」さんの実例でご紹介します ☆ 女優の松たか子(30)が、ギタリストで音楽プロデューサーの佐橋佳幸(46)と来春にも結婚することが2007年11月29日、スポーツ報知の取材で分かった。2人は01年に音楽活動を通じて出会い、04年から交際を開始。一時は破局したが、昨年から恋愛関係が復活。 ☆ 16歳も年上の男性との結婚ですが、私がいろいろなところで書かせていただいているように、このように年の離れた結婚は、大体は後家相の強い女性に多いものです。 ☆ 果たして、そういうことが言えるのかどうか、後家相度を検証してみましょう。 松たか子さんの命式 1977.6.10生 ■ 検証 ( 後家相度をチェック ) ☆ 少しでも、四柱推命学をかじったことのある人なら、この命式を一目見たら、後家相度70パーセント以上の女性であることが即座に理解できると思われます。 ☆ まず、この命式の中には夫(正官または偏官)の居座る場所がありません。 命式には印綬、偏印、比肩、傷官の5個の因子がありますがすべて夫の精神気力を奪って夫を遠ざけてしまう因子のみです。 ☆ このような命式の人は、自己過信が強く、偏屈頑固で、気まぐれで気が変わりやすく、その上、異性に対する思いやりや優しさに不足し、細やかな心配りができない人です。 要は自分勝手な人で協調性なども薄いでしょう。 ☆ 何ごとも女性上位的となり、養子を迎え家権を継ぐか、嫁しても夫に代わって家業に励むこととなり、運のしだいによっては再婚、又は寡婦を貫く事情が発生しやすいとも推測されます。 ☆ 一つも、夫を助ける因子(財星)がなく、その上、帝旺もありますので相当強い後家相で、点数で言えば、90点前後ではないでしょうか。 100点にならないのは、年支が空亡して、やや印綬と比肩の力が弱まっているからです。 ☆ ここで、言いたいのは、たとえ後家相が強い人であっても、結婚ができないということではなく、できるだけ歳の離れた結婚をするとか、あるいは、芸能人のように、常に夫婦が一緒に生活しないような環境にあれば、夫婦生活も案外円満にいく可能性が高いということであり、もし、このような命式の女性でも安心なさってください。 ☆ 最後になりますが、ここでは異性関係の悪さについて説明しましたが、仕事運などはなかなか素晴らしく、特に芸能関係などではその能力をいかんなく発揮でき、人気運もあると思われます。 ☆ いずれにしましても、ご結婚おめでとうございます。今後の幸せをお祈り申し上げます。
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