コンテンツ
|
われわれが両手と両足を大きく広げますと、「大」という字になります。
わしがこの世で一番大きいんだと威張っている姿ですね。
そして、「大」の上に「一」を付けますと、この世で一番大いなるものは、一つしかなく、それは「天」しかないことを表しています。
このように漢字の由来というのは、人間の生き方の本質に根ざす大変意味深いものがあります。
背中の「背」の字をご覧ください。
肉月(にくづき)に「北」という字で構成されています。
これは、背中はいつも北を向けておけ、ということです。
そうしますと、自分の顔はいつも南を向いていることになります。
先人の偉いのは、人間はどんな運勢に遭遇しようとも、陰でコソコソすることなく、いつでも、堂々と太陽(南)に向かって歩きなさい、と諭していることで、どんなに苦しいときがあっても、かならず陽が当たる場所へ出られることを、われわれに教えてくれています。
みなさまも、漢字の由来を研究されてはどうでしょうか。
何か生きるヒントが。
|
おすすめサイト
|