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「人は、努力次第で大臣にでも博士にもなれるものだ」などと、学校で教わってきた人も多いでしょうが、現実には、努力だけで思うようにはならないもので、そこには、やはり不思議な力が働いています。 皆さんの周りにいる人をよくご覧になってください。あの人は大して努力もしないのに上司に可愛がられてトントン拍子で出世街道を歩む人。 あるいは、大した実力も能力もないのに、親が金持ちというだけでリッチに生活している人。 あるいは、事業を始めたら運も手伝って押しも押されもしない大企業にのし上がった人。 これらの事実は、決して努力だけで獲得できるものではなく、その人自身の本質にお金とか名誉が生まれながに備わっている結果、獲得できたものですよ。 このことを四柱推命学では、「財官(お金と名誉)が身に従っている」と言います。 したがって、財官が身に従わない人は、いくらお金や名誉を追っかけても、お金や名誉のほうが猛スピードで逃げていきますが、財官が身に従う人は、お金や名誉はいらないから静かな生活をさせてくれと、時速百キロのスピードで逃げても、お金や名誉のほうが時速2百キロのスピードで追っかけてきて、どうぞお金と名誉を受け取って下さいと、相手のほうが頼み込む始末です。 なぜ、人によって、こうも違うのかと言えば、過去に徳を積んできたかどうかが大きな分かれ道になっているからです。 ☆ 白隠禅師は次のように言っています。 ・ 今生(こんじょう)富貴になる人は、前世に蒔いた種による ・ 利口で富貴になるならば、鈍なる者は、みな貧か ・ 利口で貧乏するを見よ ・ この世は前世の種しだい ・ 来世はこの世の種しだい ・ 種を惜しんで蒔かずして、家の栄えたためしなし ・ 良い種選んで蒔きたまえ |
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