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【精神気力の強さを測ります】 ★性格因子での強さ (@〜Dで判断) 精神気力を強める比肩が年柱に2個あるため、普通程度とみます。 ★生命力の源泉因子での強さ (Aの戊からBの子を見て判断) 日干戊で、月支が子ですので、失令となって弱いです。 ★健康因子による強さ ((1)〜(3)で判断) 強グループの帝旺が1個もあるため、精神気力は普通程度と認定します。 ★その他因子による強さ 羊刃が1個と空亡が1個あって相殺されるため、精神気力に及ぼす影響はあまりないと考えます。 ※総合して、精神気力が普通の強さであると認定できますが、精神気力そのものと離婚との関連性はあまりないでしょう。 この人の離婚の可能性の高い原因としては次のことが考えられます。 1 日支の「午」と月支の「子」が七冲していること 月支と日支の七冲は、 @ その人の基本運命のうえに波乱が内在している A 夫婦の間に考えかたの違いがあるか、時期が来ると別居や離婚を含めての問題が表面化しやすい B 精神的な動揺や不安が起こりやすい C 健康に恵まれないか、何か持病があるかして不利 などして、大体は夫婦不和が予測されます。 2 月支の「子」が空亡していること 月支のCが偏財と言いますのは、妻の因子に該当するものであり、その因子がこの人の一番大切なところにあるのは、妻との縁は相当厚いとみるのが一般的ですが、空亡しますと、夫側から見れば、妻の力を得られないとか、妻が健康でないなどとなり、遠からずして離婚が待ちかまえている状態です。 3 この人の場合には、たとえ月支が空亡していなくても、この偏財は年柱の比肩2個からやっつけられて、偏財のエネルギーは相当減少しています。そうなりますと、妻の内助の功はないということで、自然妻と縁が薄くなります。 4 また、比肩がありましても、食神や傷官があれば、何とか偏財の助けになりますが、それもないため、専門用語では「孤財」となり、たとえ離婚しなくても、この人にとっては、妻はお飾り程度でしかなく、女性に対する細やかさや優しさは不足しています。 このように見ますと、離婚の直接の原因は、「性格の不一致」などと、いろいろ言われますが、それはあくまで、表面的な事柄であって、離婚の原因は、もっと本質的なところに潜んでいるものです。 |
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