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【精神気力の強さを測ります】 ★性格因子での強さ (@〜Dで判断) 精神気力を強める因子が比肩と偏印の2個あるため、精神気力は普通程度とみます。(月支空亡のため、強いから普通程度になっている) ★生命力の源泉因子での強さ (Aの甲からBの子を見て判断) 日干甲で、月支が子ですので、進気となってやや強いです。 ★健康因子による強さ ((1)〜(3)で判断) 強グループの建禄があるので、普通程度とみます。 ★その他因子による強さ 月支空亡のため、精神気力をやや弱める作用をします。 ※総合して、精神気力は普通程度と認定できます。 1 仕事をしない男の鑑定のポイントは、精神気力が強いか弱いかではなく、Cの因子が強いかどうかを主体に見、この因子が弱いと仕事に精を出さないと判断します。 ここで、Cの因子は、どのような状態になれば弱いかを説明してみましょう。 (1) Cに比肩か劫財が1個あり、その他の因子として正官と偏官が合わせて3個以上ある場合、あるいは、食神と傷官が合わせて3個以上ある場合 (2) Cに食神か傷官が1個あり、その他の因子として偏印と印綬が合わせて3個以上ある場合、あるいは、偏財と正財が合わせて3個以上ある場合 (3) Cに偏財か正財が1個あり、その他の因子として比肩と劫財が合わせて3個以上ある場合、あるいは、偏官と正官が合わせて3個以上ある場合 (4) Cに偏官か正官が1個あり、その他の因子として食神と傷官が合わせて3個以上ある場合、あるいは、偏印と印綬が合わせて3個以上ある場合 (5) Cに偏印か印綬が1個あり、その他の因子として偏財と正財が合わせて3個以上ある場合、あるいは、比肩と劫財が合わせて3個以上ある場合 (6) 月支が空亡している場合 この人の例でいきますと、まずは上記の(5)と(6)に該当します。 2 この人の具体的な性格は @ 月支偏印の人は、自己主張強くやや偏屈で自己過信の嫌いはありますが、直感力や感覚が鋭く、着想や発想力が奇抜で機知、機略に富んでおり、人当たりは柔らかいです。 A だいたい過去の伝統や考え方に拘泥せず、自由な発想のできる人で、その分、臨機応変で要領の良さがあります。 一方では、他人を利用したり、あるいは、他人の援助を期待するなどして、自分の保身を図ろうとする気持ちが強いことと、また、気随気ままで気迷いが多く飽きっぽく、始めよく勤めても途中怠気を起こし、持続性にも欠けやすいです。 B 日支偏財は月支偏印を剋す関係から、多才多趣味で何にでも首を突っ込みたがり、交際上手ではありますが、非常に意固地なところと、感覚的で、気まぐれな行動をとるようなところがあります。 ※ 生月が空亡していますため、心に空白を生じるようなばあいがあり、人の話を聞いているようで聞いてなく、物ごとに対する集中力も薄く、地に着いた考え方が苦手で、また、焦りや迷いもあって精神が安定しにくいです。 |
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