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精神界の法則には、自分が思い描いたとおりの現実が、タイムラグを生じながら目の前にあらわれるという原則があります。 ですから、もし妻が「夫は飲み会ではいつも午前様になるが、本当は浮気をしているのではないか」などと、疑ってはいけないのです。 「七度尋ねて人を疑え(ななたびたずねてひとをうたがえ)」ということわざは、物が見当たらないときなどは、何度もよく探したうえで人を疑えということで、むやみに人を疑ってはいけないということですが、必ずしも紛失物だけに関することわざではないのです。 夫の帰りが遅いからといって、すぐその品行を疑ってはなりません。 心に強く思う程度によって、実際にその通り現れる可能性が高まりますので、マイナスの感情、たとえば、憎しみ、妬み、怒りなどは、できるだけ抑え、穏やかな気持ちで生活するようにしなければなりません。 心に強く疑って「悪い夫」とか「憎い夫」の存在を心に強く描くならば、描いた通りにそれがあらわれることになるのです。 夫婦間の話題で、ちょっと夜が遅くなったときに、軽い気持ちで、冗談に嫉妬して見せることはありえますが、これなどは夫婦の対話の潤滑油になるかもしれませんが、事実でもない夫の浮気に、妻が真剣に嫉妬して、恐ろしい形相で、変に睨みつけたり、からみついてくるときほど、夫にとってイヤな瞬間はないものです。 そして、ことあるごとに、夫の浮気を疑っては、何やかやとあらぬことを問い詰めたり、夫の世話をしなくなったりしますと、夫婦間の雰囲気も険悪なものになり、そして何とも言えない不快な嫉妬の雰囲気が家庭全体に漂うようになります。 こうなりますと、夫としては、たとえ浮気をしていなくても、機会があれば、優しくしてくれる女性のもとに走りたくなるものです。 こういう実例は世間には山ほどあります。 妻が夫に理不尽な嫉妬をするときほど扱いにくいものはありません。 夫の言など聞く耳を持たないのです。 いずれにしても、妻が嫉妬すればするほど、夫の心は妻から離れていくのです。
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