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何か思い入れのあるものに「終わり」が来ると誰しも寂しいと感じます。それは仕事のプロジェクトであったり、人間関係の終わりであったり、いろいろでしょうが、終わったからといって寂しがったり、悲しんでばかりいることはありません。それは同時にまた別の新たな「始まり」でもあるからです。 すべてが「始まり」という気持ちを持って生きていると、「終わり」というものはありません。「始まり」は楽しいものです。はじめての人と出会う時や会社に入った一日目も、緊張感や不安はありながらもワクワクしたものがあります。 恋愛も、始まりはいつも楽しいものです。最近は、朝起きると楽しくないという人が多いようですが、本来、朝が気持ちいいのは「始まり」だからです。 何かが終われば、いつもチャラにするのです。終わってしまえば、それまでのプラスもマイナスもすべて関係がなくなり、また始まりになるのですから、元へ戻せばいいだけです。 ★「終わり」はつまり、「始まり」と思えば、いつも新鮮な気持ちでいられるのです。 「始まり」と「終わり」があるのは人間だけで、自然界には終わりがなく、変化していく流れがひたすらあるだけで、その絶え間ない流れには「始まり」も「終わり」もありません。 人間だけがその流れを途中でつかみ出して「始まり」を始めます。「始まり」はいつでも自由に始めることができます。今の時刻が7時15分なら、その7時15分に「始まり」をつくれるのです。 何事にも必ず終わりはありますが、終わったからといって落胆や失望をするのではなく、その瞬間から別のことが始まると思えば救われます。何にでも「始まり」という意識を持つことで、流れをいい方向へ変えていくことができるのです。 |
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