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風水とは、字のごとく風通しがよく水がきれいな状態を理想とします。風水がいわんとするテーマは、全体の流れをよくし、それによって心をいかに気持ちよくするかいうことです。 流れが滞れば空気は淀み、水は腐ります。血の流れが悪くなれば濁って病になってしまいます。流れをよくすることで気持ちや考え方、生活の流れをよくしようというのが風水です。 ★つまり、家の風通しをよくするとか、その人が心地よく感じるインテリアにすれば、べつだん風水術に頼らなくてもそれが風水になるのです。 たとえば違和感を感じるものをなくして気分が落ち着く花や家族の写真などを置けば、それもりっぱな風水です。 今の建築は風通しの悪いつくりになっています。建築家も設計メーカーも自然の風を無視した発想で箱を設計しています。都会に住めば風通しをよくしたくてもすぐ隣にビルが建っていて邪魔します。ビルが立ち並んでいるところは風の流れが止まっています。 よく観察しますと、まるで要塞のようで風通しのまったくない家などがあります。外観は大きくてりっぱですが窓が小さく数も極端に少なく、大きなコンクリートでできた石棺のようです。 こんな家はタダであげるよと言われても、私なら絶対こんな息苦しい家には住みたくありません。都会も田舎も今や大なり小なりこのような建物だらけです。防犯上はこうしたつくりの家はいいのでしょうが、運気の流れにとってはプラスとは言えません。 周りがこうした環境であればこそ、なおさら自分流の風水を工夫して生活の風通しをよくすることをもっと考えていくべきなのです。 ★気持ちのいい生活の流れを工夫する。 |
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