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ある女性は、昔はものすごく暗くて友人もしくなかったのに、明るい性格になってみんなの人気者になったという人がいますが、人気がある人は、たいてい明るい人です。 明るい灯りに虫が寄ってくるように、明るさは人を惹きつけ、笑顔は運を呼ぶと言われるように、明るく元気にしているとやる気が起こり、何事にも積極的になるものです。 「今日はいいことがあった」と思えば気持ちが明るくなるし、「今日は悪いことばかり起こるな」と感じれば気持ちは暗くなりますが、いつもよいことがあるわけではありません。 単純にいいことがあると明るくなる、悪いことがあると暗くなるのでは、シケがくれば翻弄される船のようなもので方向が定まりません。それどころか海が荒れれば、下手すると沈没してしまいます。 依存的な人ほど、他人や周囲の状況に振り回されやすくなります。豊かすぎる社会は依存症の強い人を増やします。 それは何でも手に入り苦労しなくてすむ環境にいると、自分から何か切り開いていこうという気概がなくなるからです。反対に、明るい人はみずからの力で何かをやっていこうとする前向きな気持ちをいつも持っていますので、外からの悪い影響をはね返す強い力を持っています。 ★明るくなるコツは、何でも楽しむことです。 学校の勉強でも、勉強と思えば楽しくありませんが、ゲームだと思えば楽しくなります。 「仕事はイヤだ」「遊びは楽しい」と決め付けるのではなく、仕事も遊びも全部楽しくしてしまえばいいのです。 人間には、「何も楽しめない人間」「自分だけ楽しむ人間」「周りにも楽しみをつくれる人間」の3つのタイプがいます。 「自分だけ楽しむ人間」とは、たとえば趣味を持って趣味を楽しむのを一番とするようなタイプの人です。 3番目の「周りにも楽しみをつくれる人間」は、周りの人がその人を見て楽しそうだから真似したくなるとか、そばにいるだけでなんとなくこっちを楽しい気分にさせてくれる人です。こういうタイプは生活の些細なことにも喜びを見出すのが上手です。 楽しむために趣味を持つとか、生きがいを持つとかいう以前に、日常のちょとしたことにも人生を楽しく明るくするコツはいくらでもあります。それを工夫してみることです。 何かいいことがあれば楽しく明るくなるのは当たり前ですが、何もなくてもふだんさりげなく生活を送る中でそうなれることが大切です。 ★運が来る人は楽しいものです。つまり、楽しければ運は来るのです。 |
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