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「事にあたっては慎重であれ」と言いますが、慎重さも度を過ぎるとマイナスになります。何かにつけ「慎重だなあ」と思わせる人は、見ていると意外にどこか抜けているところがあったり、タイミングを逸してチャンスをモノにできなかったりします。仕事でも恋愛でも慎重すぎてダメになるのはよくあることです。 慎重な行動をする人を「石橋を叩いて渡る人」といいます。しかし実は、「石橋を叩いても渡りません」というのが、そういわれる人の本心です。「石橋を叩く人」は、結局、橋を渡りません。 つまるところ「よく考えてやめます」と言っているようなものです。これは「よく考えてお答えします」=「お断りします」というのと同じです。慎重なのではなく、単に弱気なのです。 ★本当に「石橋を叩く」時は、向こう側に渡る意思を決めて、気持ちだけ先に渡してしまいます。 その上で用心してわたるものです。つまり、覚悟を決めて、現実の行動を進めるにあたって細心さを失わないようにするのです。 この時、決断力の元となるのは、感じる力です。それによってどの方向へ向けばよいのかを瞬間的に判断できます。逆にそれが鈍いと不必要な慎重さが出てしまうのです。 ★石橋を叩く人は、橋を渡らない。 |
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