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「運」には「天運」「地運」「人運」「時運」があります。運は簡単にいえば恵みです。目には見えませんが、天からの恵みとか人から優しさをもらうのが運なのです。自分で努力してつかんだ運も努力によって恵まれたということです。 ★天運とは 「天運」はどんな人にも平等にやってきます。泥棒にも王様にも、悪いことをしても良いことをしても、同じ場所にいればお日様は同じように当たるし、同じ風が吹きます。つまり、自然の摂理に支配される運が「天運」です。 近年の地球は異常気象が多発していますが、これは天運の勢いが非常に強いことを意味しています。「天運」の力があまり強いと、「人運」などの他の運が「天運」にもっていかれてしまいます。こういう時は全体の運が荒れるので、人知の予測を超えるようなことが良く起こります。 ★人運とは 「人運」には、他人からもらう「他力運」と自分で作る「自力運」(自運)があります。生まれた時に親が金持ちで好きなことを何でもさせてくれるなら、それは「他力運」があるのです。日本に生まれるのとアフリカに生まれるのとでは、どちらがいいか悪いかということは別にしてまったく違う運勢になります。これも自分では選べない条件に左右される「他力運」です。 「他力運」は自分の力とは関係ないところで起こりますが、「自立運」はその人の努力によって変わるものです。「自力運」は物事に「間に合う」コツを身につけていれば自然とやってきます。「間に合う」という感覚はすべてにおいて大切です。いい仕事をするのもトラブルを解決するのも間に合った結果です。 たとえば電車や飛行機に乗ろうとした時にミスやトラブルで間に合わなければ、ツイてないなと誰しも思うでしょう。そのために大事な仕事の打ち合わせに遅れたり、相手の信頼を損ねたりするかもしれません。間に合うための行動をしていれば別に何の問題も起こらないです。もちろん、「間に合う」ためにはそれなりの準備や努力が必要です。つまり正しい選択や行動をするのが「間に合う」ということです。「間に合う」ことをいつもやっていれば自力運はおのずとよくなるはずです。 ★地運とは 「地運」とは場所のことです。それは刻々と動いています。東京が晴れでも大阪は雨のことがあります。作物でも土地の良し悪しで育ち方や味がだいぶ違います。同じ海に泳ぐ魚でも東京湾のキスと五島列島のキスでは味が違います。 その時々で地の良し悪しは変わりますが、感じる力がすぐれていれば、「地運」のいい場所が自然にわかったりします。理由はわかりませんが、何か違和感を感じて自分がいる場所から動きたくなることがあります。こうした場所はたいがい「地運」が良くないのです。地震が来る前にネズミが逃げ出すように何かを感じてその場所から早く移動したいと思うのです。 これらの「天運」「地運」「人運」は、自然の動き、時と場所の良し悪し、人との関係のありようなどによって絶えず変わるものです。 ★要するに、絶え間なく複雑に絡み合った運の変化をどれだけ感じ取れるかが、運勢の良し悪しにつながるのです。 |
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