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■運の波は些細なことに表れる 誰かと話をしている最中に相手の携帯電話が鳴ると、気になってそっちに気を取られます。そんな時は誰しも違和感を覚えるものでしょう。気を取られるというのは、自分の平常心が奪われ乱れるということです。 こうしたことは日常よくありますが、現代人はそうしたものに対してひどく鈍感になっています。 電車に中でヘッドフォンステレオを聞いている人間がいるだけで違和感を覚えます。 電車に乗った時に隣に違和感のある人がいると、その日しばらくは自分に運がないと見ます。「今から1時間は気をつけていよう」という気持ちになります。 反対に気持ちのいい人やきれいな女性が乗っていたりすると、「1時間はいいことがあるぞ」と思うことにしています。 実にたわいもないことのように聞こえるでしょうが、運のちょっとした波はこんな日常の些細な出来事に表れるのです。 運に対する感性はふだんから細かなことを感じるようにする意識を持てば磨けます。感じる力があれば先に起こることがわかるので現実に間に合うのです。 ★感じ方には、それが心地よいものか違和感があるかということがひとつの基準になります。違和感があればそこから離れることですが、知識に頼るクセがあると違和感がわからなくなったりします。考えないで感じることが非常に大切なのです。 ■ 「運が悪い」のは方向が悪いということ いい運が来たことで浮かれてしまい、その後ツキがガクンと落ちることがあります。運は絶え間なく変化するものなので、いい運がやってきても必ず変わり目があります。浮かれているとその変わり目に気がつかずせっかくの運気を逃がしてしまうのです。運気の流れがどの方向に向かっているか注意深く見ていれば、悪い方向へ変わりかけてもすぐに対応ができます。 ★つまり、運の良し悪しは変化をした方向がいいか、悪いかということなのです。 変化する方向がよくないことに気づけば、それまでのやり方や努力をもう一度見つめなおして修正すればいいのです。的とは違う方向へ矢を放っても仕方がありません。的の方向とは違和感のないところです。 「ああ、運が悪いなあ」と思えば漠然とした感じになりますが、運という言葉を使わないで方向が悪いと思えば具体的に何をすればいいか見えてきます。 方向が悪いならどこがいけないのか、今までのやり方や努力の仕方に何か問題があるのか、いろいろなことがよりはっきりと見えてきて軌道修正が図れるわけです。そこで、「俺はちゃんと努力をしているんだから問題はないはずだ」と思ってしまってはダメです。 結局、運が悪い状態が繰り返し続く人は、それまでの努力の内容や工夫の仕方に問題があるのにそのことに気がつかないのです。 ★もし悪い運が続くなと思ったら、周りに責任転嫁したりせず自分がしていることや考え方を冷静に見つめ修正していく勇気を持つことです。それができれば、悪い運気はそこで終わります。 |
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