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1933年5月15日生 女性
【命式解説】 ネクラというのは、一般的には陰気な雰囲気が漂っている人を指しますが、その陰気さは自我が弱く消極的な人に多いです。 したがって、命式を見る場合には、比肩、劫財、偏印、印綬がないような命式であると判断されたらよいでしょう。 ※ もう一つ、付け加えるとなると、気むずかしい気質も入ります。 この命式には劫財が3個も並び出て一見身旺のようですが、年支に建禄しかなく、月支と日支は死となっており、本当の強さではありません。 劫財が3個もあれば、気むずかしさも相当のものであり、また、うるさくて、しつこい面もあって、ネクラでも執念深いネクラです。 ≪ 見た目とホンネ ≫ ○ 見た目は、義理や人情に厚く、地位や肩書きにも強く執着します。 ★ ホンネは、見た目以上に生まじめで、自尊心が強いです。 ≪ 姑さんの本質 ≫ ○ 品行方正で、正義感と道徳心が発達し入念にことを処理し、また抗争を好まず協調性に富み、名誉を重んじ権勢欲が旺盛です。克己心が強く自分の信念にしたがい常に目的意識を持って行動します。 ○ 保守封建主義で、気が弱く内気で意外に細かいところがあること、プライドや虚栄心が強すぎること、考え方に融通性や柔軟性がなく人間に面白味がないこと、視野がせまく自分の守備範囲から出ようとしないことなどが欠点と言えなくもありません。 ○ とくに偏屈で頑固となり、そのうえ自負心や自惚れも強くなって、目的のためには手段を選ばないというような気持ちになりやすく、徹底した厳しさを隠し持っており、一筋縄ではいかないところがあります。 1934年7月22日生 女性
【命式解説】 先ほども説明したように、ネクラは基本的に自我が弱く、かつ真面目(気むずかしさ)な性格である場合になりやすく、この命式はまさに日干が弱く、その上、真面目な因子である正財と正官があり、ネクラと判断できます。 ※ 一般的に真面目な因子と考えられるのは、日干と配偶の関係になる劫財、傷官、正財、正官、印綬を指します。 この命式は、年上に比肩が1個しかなく、十二運の根も弱いため、日干は弱いと判断できます。 一方、真面目な因子としては、正財が2個と正官が1個あり、どうみてもネクラという評価は免れがたいです。 ≪ 見た目とホンネ ≫ ○ 見た目は、穏やかで落ち着いたところがあり、保守的でもあります。 ★ ホンネも、見た目と同様でありますが、まじめすぎて面白味は少ない です。 ≪ 姑さんの本質 ≫ ○ きまじめで誠実温厚ですが、形式や格式のみを重んじる傾向があって、柔軟な発想や融通性にややとぼしく、臨機応変な対応は苦手とします。悪く作用すると、視野がせまく頑固さのみが目立つようなこともあります。 ○ オカネやモノにたいする執着は強いですが、精神気力がやや弱いため、逆にそれらの財を自分のものとして自由に使ったり、元手に利用して殖やすということはむずかしく、努力しただけの成果は期待しにくいです。 ● ウィーク・ポイント 五臓の全体的な衰え、卑弱性は免れない。病弱蒲柳の質で、耐久力に欠けやすい。 健康的には良くなく、抵抗力が少ないとか、積極性や持続力に欠けるとか、とかく五臓六腑に起因する内質の弱さを持っています。 |
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