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笑いは心身によい影響を与えます。笑うきっかけは何でもかまいません。面白い映画やテレビ番組などを録画して、子どもに見せてあげましょう。 親子ともに心が落ち着くはずです。 受験勉強のプレッシャーでしょうか、笑っている子どもをあまり見かけなくなったような気がします。 笑いには、免疫力をつくる効果があることが知られています。がんや心臓病などの患者さんに漫才や落語を見せて、抵抗力を高めようとしている病院もあるくらいです。免疫力が大人よりも弱い子どもでは、できればもっとたくさん笑ってもらいたいものです。 子どもをうまく笑わせることができたら、どんなふうに笑うかもチェックしておきましょう。 @ 大声で笑う子 自分の存在を認めてもらいたいと思っているようです。 最近、あまり遊んであげていないのではありませんか。寂しがり屋で甘えん坊なところがあるので、「やめてよ!」と言われるくらいベタベタしてあげましょう。 また、向上心の強いところがあるので、期待が持てそうです。 A 含み笑いをする子 自己中心的で、自分の考えが正しいと思い込むところがあります。 凝り固まるのはまだ早すぎますから、世の中にはいろいろな考えを持った人がいるということを教えてあげましょう。 また、同年齢の子を馬鹿にするようなところが見られます。 B 高い声で笑う子 声帯が緊張すると声が高くなります。つまり、心が張り詰めているということです。どうやら内気な子のようです。気が小さく、人見知りが強いところがあるので、同年齢の子どもが集まるところにどんどん連れて行き、人づき合いの楽しさを教えてあげましょう。 C 口に手をあてて笑う子 本当は活動的で開けっぴろげな性格ですが、それを隠そうとしているようです。本来の自分と違う自分を装っていて、どうしてもストレスがたまりがち。一見、余裕があるように見えますが、ストレスがたまっていますから、心のなかはあまり穏やかではありません。「自宅や一人でいるときは思い切り笑っていいんだよ」と教えてあげましょう。 |
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