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■悪い運の連鎖から抜けるには、逃げずに早めにケリをつける 物事の流れには、ある程度の連続性があります。運の流れも同じです。「良い運は良い運を生み、悪い運はまた悪い運を作る」のです。 ★ですから悪い運に対しては早めにケリをつけることが肝心です。 何か悪いことが起きた時は、ひるまずに正面から向き合わないとダメです。誰かに頼るのではなく、みずから向き合い闘うのです。 たとえば、辛いことが起きて精神的なトラウマとなってしまった場合、それから逃げていてはトラウマを解消することはできません。トラウマは時間を経るほど、頑固になり根が深くなっていきます。 トラウマに対しては、それを自覚して早めに勝負をかけるのです。いつか治そうとか、そのうち頑張って取り返そうと思うのではなく、ことが起きた時に正面から向き合って克服したほうがいいのです。逃げていると、その時々で助かったような気分になったりしますが、必ずしっぺ返しがきます。 いじめもそうです。小さい頃にいじめられたら逆に他人をいじめる人間になったり、皮肉を言われて育つと皮肉屋になって周りの人を皮肉で責めるようになります。 いじめられたら、その時にきちっと対処すればいじめられなくなります。いじめる相手に向かっていけば、イヤな思いをしたり殴られるかもしれませんが、ずっと引きずるよりはいいのです。いじめる側も、いじめられるほうが向かっていけば、「いじめ甲斐がないからやめた」ということになるはずです。 会社でも意地悪な上司がいれば、同じように向かっていくことです。そこで逃げてしまうとずっと意地悪されるし、今度はそれをされた人が出世して力をつけると反対にいじめる側にまわるという悪循環になりかねません。 ★生きていくのは闘いです。真の闘いというのは、ただ相手を攻撃したり勝つことではありません。自分の困難と直接向き合い、自分に勝つことなのです。 ■自分に正直な人は、「運」に恵まれる 他人のことが視野に入らない自分勝手な人というのは、あまり運に好かれません。 自分のことがよくわかり相手のこともわかっている人は、全体の流れを見ることができますが、自分勝手な人はその流れがわからないからです。自分のことばかり考えている人は他人だけでなく、実は自分のこともあまり見えていないのです。 自分を知り他人を知るには、まず自分に正直になることです。 自分をしっかり見つめ自分の悪いところもすべて自覚しない限り、相手のことも理解できません。 自分のいいところ、悪いところを全部開放して裸の気持ちになって自分を受け入れることです。そうやって素直な気持ちになっていけば、相手のことも素直に見られるようになります。 一見メチャクチャなようでも、「伸びているね」と言われる人は、自分に正直な人です。自分をだましていない人が上に上がっていきます。自分をだましていないから人のこともよく見えるのです。人の言葉でも「この人はごまかしている」とか「ほんとうのことを言っている」とか、的を射られるのです。 ★運に好かれようと思うなら、まず自分をごまかさないことです。 |
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